Hollywood Trading Company
いつも変な動画ばかりアップしているので今日は真面目に書いてみようかと思います。
Standard Californiaのスタート以来取り扱っている「HTC」ことHollywood Traiding Companyのアイテム達。
代理店として全国のディーラーにも販売しています。
元はBossとHTCのオーナーZip Stevensonが、遡ること15年前に友人を通じて知り合った事が始まりでした。
今回はこのZipさんをご紹介。
超がつくほどのヴィンテージオタクです。
知識、コレクションも超一流。
1968年 New York生まれ、California育ち。
1990年からSanta Monicaのヴィンテージショップにて古着のバイヤーを始めました。
そして1994年に独立し、Los Angelesに「Denim Doctor」をオープン。
あまりに完璧なヴィンテージデニムのリペア技術、扱うアイテムのクオリティの高さで全米のみならず日本でも注目されていました。
そしてこの店で1930~50年代に作られていたスタッズベルトを展開したいと考え、全米を駆け巡ってかき集めてきましたが、とても顧客の需要に応えきれる量を揃えられませんでした。
まして写真のとおり巨体のZipさん。
自分のサイズは44inch。
自分のベルトもなかなか見つかりません。
そこで彼はビンテージのスタッズ、ストーンを探し出し当時の手法を使ってヴィンテージのベルトに打ち込むことを試みました。
これが大反響。
著名人達からも絶賛されました。
それから5年。
何十、何百ものデザインをを作りだし、一日5本、10本という生産数では追いつかなくなったことから、職人を育て上げ何人もの職人達が当時のままのスタイルで生産する工場を所有するまでに。
そして、Los Angelesを拠点として世界各国で展開。
各国のバイヤーから「是非、ブランドとして確立してほしい」との要望で2000年に「Hollywood Trading Company」を立ち上げました。
これがHTCのスタートです。
今では様々なブランドとコラボレーションしたりしながら古き良きを伝えてくれるブランドとして知られるようになりました。
LAの彼の工場の中にある倉庫。
ヴィンテージアイテムが山積みです。
これらのアイテムにスタッズワークを施したり、新しいアイテムのパーツとしたりと。
Denim Doctorで培ったリペア技術も健在です。
Zipに育てられた職人が受け継いでいます。
そんなこんなでHTCも来年で15周年。
今までに無い手法を使ったりしながら色々仕込んでるみたいです。
楽しみですね。