こんにちは、PRODUCTです。

前回に引き続き15AW新作アイテムから、今回はセーターについて。

ウールものなどは特に秋冬ならではのアイテムということもあり、個人的にはこれからの季節の楽しみのひとつ。

手から機械になったり、糸の紡績技術が上がったりはしていますが、昔から基本的な組織は変わらない。その感じが潜在的にどこか懐かしかったり、ホッとしたり、安心感や、ぬくもりを感じさせてくれる大好きなアイテムです。

そんなセーター本来のイメージを大切しながら、今期のスタンダードカリフォルニアでは糸のゲージ(細番手、中太番手、太番手）に合わせてバランスよくラインナップ。

ということでさっそくご紹介。

A-1 HIGH NECK SWEATER

QUALITY / COTTON 50％　ACRYLIC 50%

GAUGE / 10G(細番手)

US AIR FORCEのA-1 SWEATERをベースにハイネックバージョンをイメージして作成。

オリジナルの特徴的なあぜ編みや、ヨコ編みなどのディティールや雰囲気を大切にしながら着心地を考え素材をガチガチのウールから柔らかくふんわり編んだコットンアクリルに。

そして重ね着や、長いシーズン着れるようにと10G(細番手)で編み上げました。

自分たちのワードローブに取り入れやすいように落とし込んだハイネック。

１枚でも、重ね着でも新鮮さと幅を広げてくれる1枚。

WHOLEGARMENT BORDER SWEATER

QUALITY / WOOL 100%

GAUGE 7G(中太番手)

暖かみのある粗野感、毛羽感が特徴のシェットランドウールを使用。

こちらも1枚でも、重ね着でも着やすい7G(中太番手)の糸をホールガーメントで。

このホールガーメントというのが製品の状態で編み上げてしまうという優れもの。

縫い目がないので、そのごろつきや硬さがなく着心地と伸縮性が抜群です。

昔ながらの素朴な暖かみのある素材を使い、先端技術のホールガーメントで編み上げた良いとこ取りのハイブリットな1枚。

HANDKNIT LOPI CARDIGAN

QUALITY / WOOL 100%

GAUGE 1.5G(太番手)

丸いヨークの編み込み模様が特徴のアイスランドのトラディショナルなロピセーターがベース。

素材はボーダーセーター同様シェットランドウールを使用し、こちらは1.5G(太番手)の糸を手編みで作成。

手編みならではの素朴な暖かみのある雰囲気を大切にしながら、しっかりと度目をつめて編んでいるので型崩れしにくく抜群のあたたかさ。

そして釦はオリジナルのボタンワークス製コンチョ釦。

カウチンセーター的アウター感覚で着れる1枚。

というわけで、糸の太さに合わせてバランスよくご用意。

寒い季節にはセーターのやさしい雰囲気とあたたかさが合いますね。