PRODUCT#22
こんにちは、PRODUCTです。
今回は2014AWのアウターよりレタードジャケットについて。
今期のアウターは僕らも大好きなダウンジャケットとレタードジャケットの2枚看板に加え、ムートンジャケットという大型新人も加入し、いつもよりさらに厚みを増したラインナップ。
特にダウンとレタードジャケットは毎年ワードローブに必ず入ってくるといっていいほどに安定感抜群のアイテムですが、今年の2型も抜群に仕上がっております。
今回はそんなアウターより、レタードジャケットをピックアップしてご紹介。
今回はレタードジャケットと言えばの「GBsport (旧GOLDEN BEAR SPORTS WEAR)」に別注。
その歴史は1922年、ワークウエア、ミリタリージャケットから始まり、そして50年代アメリカ黄金期からカリフォルニアの学生達のスクールジャケットを作り続け、さらにそのサンフランシスコという土地柄60年代にはGREATFULL DEADなどのミュージシャンにも衣装提供していたという歴史あるFACTORY。
その歴史に裏打ちされるクオリティは間違いありません。
そして今回の別注ポイント。
まずはシルエットから。
以前の古着イメージだとどうしても身幅、袖幅が大きいまさにアメリカンなサイジング。
そこをその雰囲気はそのままにリサイズされた現代的なシルエットに。
タイトすぎない程良いサイジング。
次にディティール。
オリジナルパターンで編み立てたリブパーツ。
基本的にはまん中に1本ラインか2本ラインなのですが、ラインをリブ先に移動し主張しすぎない程よい感じに。
小さいパーツながら、リブのライン具合によってイメージ大分変わってしまう重要なポイント。
袖に使用されているレザーもハードな見た目ながら、着やすい柔らかさ。
袖口内側の革の補強(カフスレザープロテクター)も元はGOLDEN BEARがパイオニアなのです。
最後にパッチ。
レタードジャケットといえばレタードパッチ。
今回はSDCAのロゴを別注カラーのトリコロールとモノトーンカラーで作成。
いわゆるレタードジャケットなどでよく見るこちらのパッチは、日本では相楽刺繍という技法で、毛糸をループ状にすくい上げて立体的に仕上げていくもの。
この独特の風合いがたまりません。
MADE IN JAPANの繊細で丁寧なクオリティも間違いありませんが、
今回のレタードジャケットのパワフルでタフなMADE IN USA ならではの仕上がりも抜群です。