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2013.12.29
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PRODUCT#12

 

 

こんにちは、PRODUCTです。

今回はここ最近の秋冬定番アイテム、ハンドニットカーディガンについて。

 

オープン当初からの古着に始まり、現在のオリジナルいたるまでこちらも長いお付き合い。

文字とおり手編みのため、とにかく手間と時間がかかるアイテムですが、

その分、機械編みには出せない柔らかい柄の出方や、糸の切り替え具合などその雰囲気はやはり手編みならでは。

今シーズンも良い柄、良いシルエットに仕上がっております。

今回はそんなハンドニットカーディガンをご紹介。

 

 
 

PRODUCT#12

SOUTHWEST TYPE

COTTON 100%

毎シーズン柄や糸の太さなどを変えながら展開しているネイティブ柄のSOUTHWEST TYPE。

今シーズンは太めの糸を使用しタイトすぎないシルエットに仕上げました。

 

 

 

PRODUCT#12

LEFT 表面 RIGHT 裏面

SOUTHWEST TYPEの一番のポイントである柄編み部分。

表面のネイティブ柄をきれいに出す為に、裏面のボディカラーをベースとして糸を切り替えながら柄を表現していく糸の並びはすごいですね。

編み目の目数などを計算しながら細かい柄を手編みで表現していくので、それはそれはきっと大変な作業だと思うのですが、そこはプロのお仕事。

どんな感じに編み上ってくるのか毎回楽しみなところでもあります。

 

 

 

PRODUCT#12

そしてこちらもプロのお仕事のBOTTON WORKS製のオリジナルコンチョ釦。
柄に負けないその存在感はさすが。

 

手編みによるきれいな柄、きれいな色、きれいで存在感のある釦が魅力的なSOUTHWEST TYPEです。

 

 

 

PRODUCT#12

MIX TYPE

COTTON 100%

昨シーズンのSOLID TYPEから、今回は表情を変えてのMIX TYPE。

SOLID TYPEの時よりも糸の本数取りを1本多くして度目を詰めて厚みを出しました。

 

 

 

PRODUCT#12

そしてこちらのポイントはやはりそのMIX具合。

シンプルなだけポイントは糸。

MIXの風合いを良くする為に、まず5本の細い糸を2本(濃色)、2本(中色)、1本(薄色)と3色に染め、そしてそれを撚って1本の糸にします。

その出来上がった3色MIXの1本の糸を使い1目1目編み込んでいきますので、色のグラデーションに幅が出てより深みのあるMIX具合に仕上がります。

2色では出せません、3色だからこその深みなのです。

 

 

 

PRODUCT#12

こちらの締めは深みのある編み地に合わせてウッド釦で。

主張しすぎないMIX柄、すこし小さめなショールカラー、ナチュラルなウッド釦で落ち着いた雰囲気のMIX TYPEです。

 

 

手編みでしか出せない雰囲気。

しかし手編みであるだけにどうしても手間と時間がかかるため年々生産も大変になってきていますが、今年も良く仕上がりました。

古着ではなかなか見つからない良いシルエットの良い柄。

是非お試しを。